
いつも有難うございます、リンクルの石川です。
生成AIについて弊社でもかなり研究を重ねておりまして、こんなものを開発してみました。
「岐阜県を知り尽くしたAIアバターが、カスタマーサポート代わりに答えてくれる」
(取引先企業様のみにURL公開中 →→→ -------------------------- )
これで雑多な質問はもちろん、専門的な質問でも時には人間より詳細に、一瞬で答えてくれます。
これを開発してみて、わかった真実をお伝えします。
- 現時点のAIに多額の投資は不要
- どの企業もまだAIを使いこなせていない
- AIを導入する企業とそうでない企業では雲泥の差がつく
それぞれ詳しく解説します。
1.現時点のAIに多額の投資は不要
その理由は、技術の進歩が早すぎるからです。
今、最高だと思って導入した技術も、3ヶ月後には別の技術に置き換わっている可能性があります。
例えば専門的にはなりますが「RAG」という技術がありまして、平たく言いますと
「企業などがもつ独自データをAIが理解できるように整理して検索・回答できるようにする」
技術なのですが、これを構築するのに様々なステップを踏む必要があり、多額のコストをかける必要がありました。
しかしつい先日、Googleからそれらを自動的に担ってくれるシステムが公開されました。
つまり今導入したものが2年、3年も通用するとは思えないのです。
それほどAIの進歩は目覚ましいということです。
重要なのは、程よく最新技術を取り入れつつ、AIの活用を模索し続けていくことにあります。
2.どの企業もまだAIを使いこなせていない
様々な「AI活用勉強会」と名を売ったセミナーや講座に顔を出しましたが、
結局、大した使い方を提案していないのが現状です。
特に”経営者相手”の「AI活用セミナー」はひどいものでした。
プロンプトとは何か、どうやって命令するのか、その程度のことを3時間近くかけて教えるのです。
逆に言えば、経営層はほとんど、AIが何たるか、どのように活用するかをわかっていないということです。
つまりフットワークの軽い、柔軟な中小企業ほど、紛れもないチャンスです。
3.AIを導入する企業とそうでない企業では雲泥の差がつく
AIについてまだよくわからない、という方々が大半だと思います。
しかしAIの恩恵を受けない企業とそうでない企業は、雲泥の差がでることは確実です。
例えば今現在で置き換えてみますと
- メールを使えない企業
- ネット検索やネット技術を使えない企業
こういった企業がもし今現在、取引先として存在していたらいかがでしょうか。
非常に不便を強いられることは間違いありません。
AIも遅かれ早かれそのレベルになっていきます。
例えば簡単に活用できる分野では以下のようなことがあります。
- 会議の議事録を自動的にまとめ、社内に共有してくれる
- 手書きの指示書をAIが読み取り、適切な注文情報として処理することで請求まで自動的にできる
- AIが電話応答し、よくある内容や質問については人間の代わりに答える
等々、いくらでも活用できるシーンがあります。
個人的なおすすめは
「社内にAI人材を置き、様々な製品のプロトタイプや顧客個別に瞬時に開発できるようにする」
ことです。
AIの発達によってこれからは「個別最適化」が行われる時代に突入します。
この分野に興味がある方は「バイブコーディング」というワードを調べるとより実態が理解できます。
まずはGoogleのNotebookLMの活用などからでよいので、ぜひ自社にAI活用を取り入れていきましょう。
