飲食店で提供されるメニューには、特定原材料を含む商品があります。代表的なものは、小麦、牛乳、そばなどです。
これらの特定原材料をメニューにわかりやすく表示するために、中部圏の飲食点を幅広く管轄されている会社様からシステム開発のご相談をいただきました。
Webシステムで特定原材料を管理
広範囲の店舗がそれぞれ、各自でメニューを作成する必要があるため、Webを使ったシステムを構築しました。
各店舗にIDとパスワードを発行し、ログインしていただきます。
店舗で提供しているメニューを各スタッフが登録し、特定原材料が含まれている場合はマウスクリックで登録していくという仕組みです。特定原材料はもちろん、それに準ずる食品にも対応しています。
海外旅行者向けの需要にも対応
近年はインバウンドなど、海外旅行者向けの需要も高まっているため、ハラルメニューに対応しているかなどの表示にも対応しています。
6年間の運用で得られた知見
リリースから6年間、運用を続けてきました。
その間、特定原材料の追加や廃止など、様々な変化がありました。
そのような変化にもいち早く対応できるよう、サポートを続けています。
多くの店舗で導入されているシステム
契約上、導入企業様を公開することはできませんが、中部圏にお住まいの方なら、おそらく利用したことがある場所にて導入して頂いております。
Webの利点を活かしたシステム
このシステムはWebの利点を最大限に活かし、各店舗でブラウザからログインして印刷を行う方式です。そのため、統括の管理者様は1人で650店舗を管理することができます。
次期バージョンでは、メニュー画像の登録や、メニューのデザインを店舗ごとに選べるようにするなど、様々な案が出ています。
QRコードで情報提供
また、印刷だけでなくQRコードを発行することで、利用者様のスマートフォンからWebページ上で、メニューに含まれる原材料を事前に確認できるようにもしました。
こういった用途にはWeb技術が最適ですね。